海外に旅行に行った際には、現地の通貨を持っていく必要がありますが、必要最低限の金額だけ日本で両替し、残りは現地で都度両替する方も多いのではないでしょうか。
今回は海外旅行での現地での両替の仕方と、いざというときに困らないための8つの注意点を解説します。
目次
両替の仕方
旅行する国や場所によって両替の仕方は変わってきますが、一般的に現地通貨を手に入れる場所は3つあります。
現地で両替できる場所
空港・駅
一般的に空港や駅の両替所は交換率が悪い傾向があります。
余裕があるなら、空港や駅での両替は必要最低限にとどめ、残りは市内に行ってから交換したほうがいいでしょう。
市内(銀行・両替所・ホテル)
市内で両替できる場所は、銀行、両替所、ホテルなどがあります。
一般的には銀行→両替所→ホテルの順に交換手数料が高くなる傾向があります。
ATM(クレジットカードを使った外貨キャッシング)
クレジットカードを使って街中のATMから外貨をキャッシングする方法です。
「VISA」「MasterCard」「PLUS」というロゴが表示されているATMが目印です。
キャッシングなのでもちろん手数料や金利がかかりますが、為替レートは利用日の実勢レートで換算され、上乗せされるレートがないので、両替所よりお得な場合もあります。
ただし、キャッシングなので帰国後は早めに一括返済するよう注意しましょう。
両替の手順
窓口で両替を申し込む
係員へ両替希望の旨を伝え、自分の現金を提示し、細かいお金を混ぜて欲しい場合は希望を伝えてください。
国や場所によってはパスポートを求められることがあります。
現金と両替証明書や計算書を受け取る
現地通貨と両替証明書や計算書を受け取ります。
その場で金額があっているか必ず確認し、間違っている場合はその場で必ずクレームをつけましょう。
両替の8つの注意点
両替証明書や計算書は捨てない
再両替の際に両替証明書が必要な場合があるので大切に保管しましょう。
両替は公認の両替所で行う
街角で声をかけてくる両替商には注意が必要です。
むやみについていくと、裏通りなどの人がいないような場所へ連れていかれ、お金を取られる可能性があります。
一度に多額の両替をしない
海外では大金を両替しているのを見られると襲われる可能性が高くなります。
少額紙幣を混ぜてもらう
大きな金額の紙幣は場所によっては使えない場合があるので、少額の紙幣も必ず混ぜてもらうようにしましょう。
外貨両替後は必ずその場で確認する
たとえ自分の後ろに列ができていたとしても、両替後は必ずその場で金額の確認をしましょう。
国によっては金額を少なく渡したり、少額紙幣を紛れ込ませたりする可能性があります。
市内の両替所で起こりやすいですが、アジア圏だと銀行の両替所でも起きる可能性がありますので注意しましょう。
両替後は現金をすぐにしまう
両替所の周りではスリなどの被害にあいやすいので、現金はすぐにしまいましょう。
両替時に自分の荷物から目を離さない
両替ばかりに気を取られて荷物を盗まれないように、できるだけ荷物は自分の身体に密着させ、目を離さないようにしましょう。
コインは再両替できない
コインは再両替ができないので、使い切るか記念として持っておきましょう。
再両替は出国前に行う
現地通貨は他国では両替ができない場合や一般的に交換率が悪いので、出国前に再両替しましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
海外旅行での両替の8つの注意点を振り返ると
①両替証明書や計算書は捨てない
②両替は公認の両替所で行う
③一度に多額の両替をしない
④少額紙幣を混ぜてもらう
⑤外貨両替後は必ずその場で確認する
⑤両替後は現金をすぐにしまう
⑥両替時に自分の荷物から目を離さない
⑦コインは再両替できない
⑧再両替は出国前に行う
両替をトラブルなく終わらせ、楽しく海外旅行を過ごしましょう。