歴史、文化、街並み、食事など、楽しみが多いヨーロッパ旅行ですが、日本とは常識や習慣などが違い、戸惑うこともしばしば。
そこで今回は、そんなヨーロッパ旅行で困らないために知っておきたい6つのポイントを解説します。
目次
ヨーロッパ旅行で知っておきたいポイント
ポイント1:日本からの往復に約2日かかる
ヨーロッパは地理上の遠さから、飛行機での往復で約2日かかることを知っておきましょう。
10日間の旅行でも現地で動けるのは実質7日間程度しかないので、何をしたいのか、見たいのかをよく考えて日程を決めておくことをおすすめします。
ポイント2:日本とは違う休日を把握しとく
ヨーロッパ旅行で知っておきたいのが、独特な休日の常識です。
典型的なのがクリスマスで、期間中、国によってはほとんどの場所が閉まってしまうことがあるので注意が必要でしょう。
例えば、英国ではクリスマス当日(12月25日)と翌日は百貨店や商店、博物館、美術館、レストランなどの多くが休業となります。
また、交通機関(地下鉄、鉄道、バス、国内航空便)なども、2日間運休することになるので注意してください。
公共交通機関までストップしてしまうのは英国くらいですが、ほかのヨーロッパの都市でも、クリスマス期間中は商店や美術館などが休業になる場合が多いです。
クリスマスをヨーロッパで過ごすツアーに参加する方はこうした点を把握してから計画を立てましょう。
ポイント3:日曜日に休業する店がある
ここ数年でだいぶ変わりましたが、ヨーロッパでは日曜日に休業するレストランがまだまだ多いことに注意が必要です。
これは、キリスト教には日曜日は仕事を休み礼拝をする日「安息日」という考えがあるからです。
ポイント4:夏休みに長期間休業する店がある
イタリアやフランスなどでは、夏休みになると1ヶ月近く閉まってしまう商店やレストランが多いので、事前にガイドブックやホテルで情報を得ておくといいでしょう。
ポイント5:移動時間に余裕を持つべき
言語はもちろんですが、常識や習慣、色々なものの使い方が日本とは違うので、乗車券の入手や各種チェックインに予想以上に時間がかかりがちです。
そのため、移動時間に余裕を持つことをおすすめします。
特に空港の場合、国内線であっても2時間ほど余裕を持った方がいいでしょう。
保安検査は日本よりも厳しいことが多く、時間がかかることがしばしばです。
ポイント6:サマータイムに注意
サマータイムとは、毎年3月最後の日曜日にヨーロッパ全土で時計を1時間進め、10月最後の日曜日に1時間遅らせる制度です。
交通機関もこの日を境に発着時刻が変わるのですが、冬時間から夏時間に切り替わる3月最後の日曜日は特に注意が必要でしょう。
例えば、「夏時間の10時」に電車や飛行機に乗る予定が、前日に時計を進め忘れて冬時間のままだと、9時30分に到着したつもりでも、
実際はすでに「冬時間の10時半」になっているため、30分前に列車や飛行機が出発してしまっているということになりかねません。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回はヨーロッパ旅行で困らないために知っておきたいポイント6つのポイントを解説しました。
もういちど振り返ると
ポイント1:日本からの往復に約2日かかる
ポイント2:日本とは違う休日を把握しとく
ポイント3:日曜日に休業する店がある
ポイント4:夏休みに長期間休業する店がある
ポイント5:移動時間に余裕を持つべき
ポイント6:サマータイムに注意
言語も違い、習慣や常識なども異なるヨーロッパですが、今回解説した点を頭に入れておき、トラブルのないスムーズな海外旅行を楽しみましょう!