海外旅行でトラブルにあってしまう可能性は誰にでもありますが、事前に対処法を知っていれば慌てずに済むでしょう。
今回は海外旅行で知っておきたい9つのトラブル対処法を解説します。
海外旅行で知っておきたいトラブル対処法
スリや、強盗、誘拐
対処法1:未然に防ぐ努力を
海外ではスリや強盗にあう可能性もあります。
結局はどこも責任を負ってくれないので自己管理が基本ですが、以下に注意してトラブルにあうリスクを下げましょう。
・多額の現金を持ち歩かない(盗難にあう可能性や、万が一の損失を最小限にできます)
・パスポートと帰りのチケットはホテルの貴重品ボックスに入れる(パスポートとチケットの紛失リスクを下げます)
・財布の中身を見せない(スリにターゲットにされる可能性を下げます)
・現金は一つの財布に入れるのではなく、分散して持つ(盗難にあった際に損失を最小限にできます)
・荷物は肌身離さず、なるべく身体の近くに置く(盗難リスクを下げます)
・リュックは後ろに背負わず前で(スリにあう可能性を下げます)
・車道側に荷物を持たない(ひったくりにあう可能性を下げます)
・携帯はテーブルの上に置かない(盗難リスクを下げます)
・子供からは目を離さない(誘拐リスクを下げます)
・安易に現地の人を信用し、誘いにのらない(身の安全のため)
・夜間は一人で出歩かず、遅い時間には出かけない(身の安全のため)
・パスポートのコピーをとって携帯する(紛失した場合に備えます)
・クレジットカードの緊急連絡先とカード番号や有効期限をメモしておく(紛失した場合に備えます)
対処法2:ときに抵抗は危ないかも
用心していてもスリや強盗にあってしまうことはあります。
国や場所によっては無理に抵抗すると、凶器などで身に危険が及ぶ可能性がありますので、第一に身を守ることを大原則としましょう。
道に迷ったら
対処法3:むやみに歩かずにタクシーでホテルに戻る
海外旅行では大人でも迷子になる可能性があります。
すぐ連絡がついて友達や家族と合流できればいいですが、むやみに歩いて治安の悪い場所に行ってしまう可能性も。
また、一人でうろうろしてると狙われる可能性も高まります。
タクシーでホテルに戻ることができれば、身の安全を確保することができます。
対処法4:ツアー旅行では緊急連絡先に電話を入れる
ツアー旅行での迷子は他の団体客に迷惑がかかることもあります。
現地での緊急連絡先は、一般的に旅行会社から渡される日程表に記載されているので、常に携帯しましょう。
対処法5:子供の迷子に備えてホテル名を記載したメモを持たせる
万が一、子供が迷子になったときに備えて、ポッケやリュックにホテル名を記載したメモを入れときましょう。
紛失や盗難
対処法5:紛失や盗難にあったら原則、まず現地係員かホテルのコンシェルジュに相談。
現地で紛失や盗難にあった際は警察に行き、「盗難・紛失届」を出す必要がありますが、言葉に不安がある場合もあります。
ツアー旅行では現地係員に、個人旅行ではホテルのコンシェルジュ等に相談して通訳できる人に同行してもらいましょう。
対処法6:パスポートを紛失したら警察に行き、そのあとに日本大使館で手続きを
パスポートの再発行には一般的に1週間ほどかかり、日本にいる家族や知人に書類を送ってもらう必要もあります。
帰国までに間に合わない方はたいていの場合、「渡航書」を申請することになります。
対処法7:クレジットカードを紛失したら緊急連絡先に電話する
クレジットカードを紛失した場合、不正利用を防ぐために速やかにカード会社の緊急連絡先へ電話しましょう。
カード会社によっては現地で再発行できる場合があります。
ケガや病気
対処法8:ケガや病気の場合は現地係員かホテルコンシェルジュに助けを求める
ツアー旅行であれば現地係員か緊急連絡先へ、個人旅行であればホテルのコンシェルジュへ助けを求めましょう。
また、クレジットカードを持っている場合は、付帯している海外旅行保険が適用になることもあるので、緊急連絡先へ電話し、治療費のことを相談しましょう。
現地係員やホテルのコンシェルジュに相談をすれば案内があると思いますが、海外では国や場所によって救急の場合を除き、大きい病院で直接診療を受けられないことがあります。
対処法9:日本から常備薬(かぜ薬や頭痛薬)を持参する
海外旅行では気候や食事が変わることに加え、旅の疲れにより体調を崩しがちです。
現地の言葉に自信がないと、自分にあった薬を手に入れるのが難しいことも。
そんな時、日本で普段から使用している薬があれば安心でしょう。
常備薬としては以下が挙げられます。
・かぜ薬
・せき止め
・頭痛薬
・胃腸薬
・整腸剤
・下痢止め
・酔い止め
・解熱鎮痛剤
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は海外旅行中の9つのトラブル対処法を解説しました。
トラブル対処法を振り返ると
・対処法1:未然に防ぐ努力を(スリ、強盗、誘拐)
・対処法2:ときに抵抗は危ないかも(スリ、強盗、誘拐)
・対処法3:むやみに歩かずにタクシーでホテルに戻る(道に迷ったら)
・対処法4:ツアー旅行では緊急連絡先に電話を入れる(道に迷ったら)
・対処法5:子供の迷子に備えてホテル名を記載したメモを持たせる(道に迷ったら)
・対処法5:紛失や盗難にあったら原則、まず現地係員かホテルのコンシェルジュに相談(紛失、盗難)
・対処法6:パスポートを紛失したら警察に行き、そのあとに日本大使館で手続きを(紛失、盗難)
・対処法7:クレジットカードを紛失したら緊急連絡先に電話する(紛失、盗難)
・対処法8:ケガや病気の場合は現地係員かホテルコンシェルジュに助けを求める(ケガ、病気)
・対処法9:日本から常備薬(かぜ薬や頭痛薬)を持参する(ケガ、病気)
海外ではトラブルにあっても慌てずに、一度冷静になり、状況に合わせた対処をしましょう。