お金を少しでも貯金するために日々、節約に取り組んでいる人もいるでしょう。
もし、その節約が実は間違がったやり方だったらどうしますか?
今回は失敗を防ぐために絶対にやってはいけない10の節約について解説します。
目次
やってはいけない節約
目標を決めずに始める
目標がなくとりあえず節約をしている状態は、ゴールがなく途中で辞めてしまう可能性が高いです。
また、節約の反動で大きな買い物など、無駄遣いをする可能性もあります。
しっかり貯金出来ている人は将来のことを見据え、ゴールから逆算して月々の貯金額を決めています。
人間関係でのお金を渋る
人との付き合いには何かとお金がかかるもの。
出費を抑えたいからと、必要なお金を渋ってはいけません。
友達との関係が疎遠になり、友達がいない老後を過ごす羽目になるかもしれません。
また、結婚式などの冠婚葬祭でのお金を渋ると、自分の品格や常識が疑われることになります。
自分の将来への投資を渋る
節約を意識するばかりに、自分の将来への投資を渋るのは賢明とはいえません。
自分への投資は、新たな資格を取得したりスキルを高めたりすることができます。
自分のスキルを高めれば年収を上げることも望めます。
安いものを求めてスーパーをハシゴする
1円でも安いものを求めてスーパーを何件もハシゴすると、安さに惑わされて余計なものを購入してしまう可能性があります。
安いスーパーに行くことは本来節約のための「手段」であり「目的」ではありません。
本来の節約という目的を達成するために費やした時間や体力が、本当にお得な手段なのか考えるようにしましょう。
電気代の過剰な節約
クーラーや暖房の節約で減らせるお金は実は微々たるもの。
必要以上に電気代を節約して、生活が不便になり幸せに暮らせないのでは本末転倒です。
節約のためにお金を使う
節約とは本来、出ていくお金を抑えることです。
節約のために安いものを大量に買ったり、節約グッズを買ったりするのは注意が必要です。
必要なものを必要な分だけ買えば、大量に買うより安く済んだりします。
また、節約グッズを買う場合は、使うことにより実際いくら節約できるのか、何年使えば元が取れるのかを検証してから判断する必要があります。
食材に使うお金を過剰に節約する
安い食材として「もやし」や「豆腐」などがありますが、そればかりのメニューには注意が必要です。
食事は普段の生活で楽しみの1つです。
安い食材だけでは、仕事への意欲がそがれたり、幸せを感じることが出来なかったりします。
途中で心が折れない程度に適度な節約を心がけましょう。
保険に多く加入する
将来の不安に備えることができる保険ですが、保障が重複しているものに過剰に加入している場合は注意が必要です。
保険は自分に合ったものを活用し、もし入院することになっても「高額療養費制度」など、
一定額の出費で済む場合があるので見直しを検討してみましょう。
家賃を削るために勤務先から遠い所に住む
家賃は固定費の中で占める割合が大きい項目です。
そのため、家賃を下げるために、勤務先から離れた場所に引っ越しをする人がいますが、本当にお得なのでしょうか。
月1万円の家賃を節約するために、通勤時間が1時間増えたり満員電車に長時間乗ったりすることにより、ストレスや肉体的疲労が増えては本末転倒です。
ポイントに釣られた買い物をする
ポイントサービスはお得に買い物ができる反面、余計な買い物が増える可能性があります。
例えば合計3,000円でボーナスポイントがつくので、本来2,000円しか買うつもりがなかったのに、1,000円を余計に使うことがあります。
プラスで使った1,000円で得られるポイントが対価として見合うのか、本当に必要なのかよく考えるようにしましょう。
安い服ばかり買う
近年、プチプラ服が流行っています。
プチプラとは「プチプライス」の略でファッション関係で使うときは、安くてオシャレなという意味で使われます。
プチプラ服は安く流行をとらえた服が多いので人気ですが、その節約が逆効果になる場合があります。
なぜなら、安い服は毛玉ができやすかったり、首元がよれてしまうのが早かったりすることもしばしば。
ちょっと高くても品質がいいものを買って、長く大切に使う方が出費を抑えることができる場合があります。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は絶対にやってはいけない10の節約について解説しました。
もう一度振り返ると
・目標を決めずに始める
・人間関係でのお金を渋る
・自分の将来への投資を渋る
・安いものを求めてスーパーをハシゴする
・電気代の過剰な節約
・節約のためにお金を使う
・食材に使うお金を過剰に節約する
・保険に多く加入する
・家賃を削るために勤務先から遠い所に住む
・ポイントに釣られた買い物をする
・安い服ばかり買う
自分の人生を幸せにすることには過度にお金を惜しむことをせず、正しい節約を心がけましょう。