民間の調査によると、結婚のスタイルによってかかる費用は変わってきますが、婚約から新婚旅行までの費用は、全国平均466.6万円となっています。
項目別の平均費用を見てみると以下の通りです。
・結納式:17万9,000円
・両家顔合わせ:5万9,000円
・婚約指輪:36万5,000円
・2人分の婚約指輪24万4,000円
・挙式および披露宴:357万5,000円
・新婚旅行:61万2,000円
・新婚旅行のお土産:10万5,000円
上記は平均値ですので、2人や両親の希望、また、地域によって結婚のスタイルによって実際の金額は異なります。
あくまで概ねの金額として認識しておきましょう。
ただし、結婚費用の全てを夫婦2人で賄わなければならない訳ではありません。
そこで今回は、結婚資金について知っておきたい7つのポイントを解説します。
是非、自分たちが結婚資金を貯める時の参考にしてみてくださいね。
※参考1:ゼクシィ結婚トレンド調査2018、参考2:結婚スタイルマガジン
目次
結婚資金について知っておきたいポイント
ポイント1:結婚費用の総額平均は466.6万円
前述の通り、婚約から結婚旅行までの費用は全国平均で466.6万円です。
ただし、結婚後に新居で生活を始める場合は、さらに引っ越し代や家具の購入資金なども必要になります。
ポイント2:ご祝儀の総額は平均195万円
ご祝儀とは、結婚のお祝いに贈るお金のことで、総額の相場は平均195万円です。
ちなみにゲスト一人あたりのご祝儀の相場は3万円といわれています。
ポイント3:夫婦2人で約272万円がひとつの目安
人によって異なりますが、約272万円が夫婦2人で結婚のために用意すべき金額の目安となります。
内訳としては
総費用約467万円-ご祝儀約195万円=「約272万円」
場合によっては、親からの援助や、ご祝儀とは別に親族・友人からお祝い金をもらえることがあるので、この限りではありません。
ポイント4:親からの援助の平均は195万円
親からの援助の平均は195万円で、全体の約76.5%の人たちが援助をしてもらったようです。
ポイント5:結婚費用の支払いのピークは式直前
結婚費用において最大の山場は結婚式会場への支払いでしょう。
一般的に式の前日までに平均300万円程度のお金が必要な場合が多いです。
注意したいのが、ゲストからのご祝儀を見込んでいても、式の前日には支払いが必要な場合、現金をご祝儀以外で準備する必要があります。
ポイント6:カード払いができる式場もある
多くの場合、結婚式場にお金を払うのは式の前日ですが、カード払いがOKなところもあります。
手持ちのお金が少ない場合は「後払いOK」な会場を探すのもいいでしょう。
ポイント7:夫婦間の費用分担には3つの方法がある
結婚式で両家がいくらずつ払うかについては、夫婦二人や親の意見調整が必要です。
円満に運ぶには、ルールを作っておくべきですが、実際に費用分担の3つの方法について見ていきましょう。
両家で折半する
単純に費用総額を両家で折半する方法で、費用の項目ごとの分担を決めていくよりも分かりやすいのが特徴です。
折半することに決めた際は、支払い方法についてもあらかじめ決めておきましょう。
カード引き落とし期日までに入金するのか、直接式場へ払うのか等、事前に決めておけばトラブルが起こる可能性は低くなります。
招待人数の割合で負担額を算出する
新郎新婦の招待するゲスト数に大きな差がある場合、招待人数の割合で負担額を算出すると公平性を保てるでしょう。
項目別に負担額を算出する
夫婦2人の間でも結婚式のどこにお金をかけたいかは分かれることでしょう。
例えば、新婦の衣装代が高い場合や新郎側のゲストが多い場合など、それぞれ費用のかけどころが違うことがあります。
そのような場合でも項目別に負担額を変えておけば、平等に費用を負担することができます。
例えば、料理や引き出物など人数で割れるものは両家の招待人数で割ったり、衣装代は各自が負担したりすると、一方に負担がかかることは避けられるでしょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は結婚資金について知っておきたい7つのポイントを解説しました。
もういちど振り返ると
ポイント1:結婚費用の総額平均は466.6万円
ポイント2:ご祝儀の総額は平均195万円
ポイント3:夫婦2人で約272万円がひとつの目安
ポイント4:親からの援助の平均は195万円
ポイント5:結婚費用の支払いのピークは式直前
ポイント6:カード払いができる式場もある
ポイント7:夫婦間の費用分担には3つの方法がある
結婚費用は平均466万円とかなりかかりますが、ご祝儀や親の援助も資金にプラスできる場合があります。
人生において大切な瞬間の結婚式を満足いく形で迎えられるように、今から少しずつでも準備していきましょう!