アクティブな趣味を始めたいけど、何がいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな方にうってつけな40代から始めることができるアクティブ趣味3選をご紹介します。
①ランニング・マラソン
ランニングシューズだけで始めることができるため、最も手軽に始めることができるランニングとマラソン。
健康維持のために軽いジョギングをする方や、近年の応募者数が30万人を超えた東京マラソンに参加する方まで、男女問わず幅広い年代に人気の趣味のひとつです。
運動不足が原因のひとつである生活習慣病の改善や予防に効果があるのはもちろんですが、ランニングのように一定のリズムで同じ動きを繰り返す運動は三大神経伝達物質のひとつであるセロトニンを増やすと言われています。
このセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、心のバランスを整える作用があり、現代人が抱えるストレス問題の解消に効果があるとされています。
ただし、健康によくストレス解消にも効果があるからと、いきなり走り始めるのには注意が必要です。
普段から運動をされている方であれば別ですが、まったくしていない方がいきなり走り始めると、膝などを痛めてしまうことが多いです。
そうならないためにも、軽い「ウォーキング」から初めてみるのがいいでしょう。
「ウォーキング」でも健康増進効果は十分あるので、まずは焦らずにスタートすることが大事です。
②登山
最近では「山ガール」と呼ばれる山登りをする女性が脚光を浴びたことで注目度が一段とアップした登山。
四季ごとの自然を楽しむことができ、山頂に到達したときの爽快感は格別で、標高の低い整備された山であれば気軽に登ることができるので、これも男女問わず幅広い年代に人気の趣味のひとつです。
ただ、最近の盛り上がりで山登りを楽しむ人口が増えることで、マナーの悪い登山客が増えたことも事実です。
怪我の恐れのあるサンダルやヒールで山に行かないことやゴミは全て持ち帰ることなど、基本的なマナーを守ることで事故を防ぎ、快適に登山を楽しむことができるでしょう。
また、登山は危険が隣合わせだということをしっかり認識しておきましょう。
滑落してしまう場合や遭難することもあるので、捜索費用などを補償してくれる山岳保険への加入をおすすめします。
1回数百円から1日単位で入れる手軽な山岳保険もあるので、補償内容をよく比較検討して自分にあった保険を選びましょう。
③ロードバイク
さわやかな風を感じることができ、通勤や街乗りにも使えるロードバイクは大人の趣味としていいでしょう。
ロードバイクというとパーツを揃えるのに多額のお金がかかるイメージの方も多いでしょうが、エントリーモデルであれば、ヘルメットなどの必要最低限の装備を揃えても約10万円以下で済む場合が多いので、意外と始めやすい趣味かもしれません。
ただし、ロードバイクは普通の自転車よりスピードが出ますので、その分事故の可能性も高まります。
乗るときは最低限以下の3つに気を付けましょう。
・道路交通法を守る
2015年6月1日より改正道路交通法が施行され、自転車への取締は以前に比べて厳しくなっています。
改正道路交通法では、一定の危険な違反行為(信号無視、酒酔い運転等)をして3年以内に2回以上摘発された自転車運転者は、公安委員会の命令を受けてから3ヵ月以内に指定された講習を受けなければなりません。
以下の14の危険な違反行為を頭に入れ、ルールを守りましょう。
①信号無視
②通行禁止違反
③歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
④通行区分違反
⑤路側帯通行時の歩行者の通行妨害
⑥遮断踏切立入り
⑦交差点安全進行義務違反等
⑧交差点優先車妨害等
⑨環状交差点安全進行義務違反等
⑩指定場所一時不停止等
⑪歩道通行時の通行方法違反
⑫制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
⑬酒酔い運転
⑭安全運転義務違反”
※出典:全日本交通安全協会
・イヤホン、スマホの使用
周囲の音や状況を把握できなくなる運転中のイヤホン、スマホの使用は控えるようにしましょう。
・自転車保険に加入すること
自転車での重大事故は高額な賠償額を請求されるケースが増えていて、被害者保護と万が一、自分が加害者になってしまったときの経済的負担の軽減のために、自転車保険に加入しておくことをおすすめします。
保険料も1ヶ月あたり約数百円で加入できるものもあるので、自分にあった自転車保険でリスクに備えましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は40代から始めることができるアクティブ趣味3選をご紹介しました。
40代ともなると仕事もプライベートでも責任が重くなってくる年代ですが、そんな重圧に負けないタフネスさを身につけるためにも、アクティブな趣味を始めてみるのはいかがでしょうか。